体育大会

 私が、この体育大会を通して感じたことは、一人一人が成長できた体育大会だったということです。おそらく、この体育大会に携わった皆さんもそう感じているのではないでしょうか。
 私は、最初この重大な役割が自分に務まるのかと不安に思っていました。しかし、先生方や役員のみんなの支えのおかげで、体育委員長としての責任や自覚を深く感じるとともに、仲間の大切さを知ることができました。また、三年生役員の真剣な眼差しや行動を見て、私も全力で頑張らないといけないと強く思いました。
 この体育大会を開催するうえで、問題となったことは、時間の使い方です。今年は昨年と違い、天候の面もあって、体育大会の練習時間が極端に少なく、ダンス・統制・応援団・チアを合同で行う練習が思う存分できませんでした。各ブロックの練習場所・時間が合わない中、どれだけ効率よく練習できるかを全ブロック役員で話し合い、ローテーションの時間変更を先生方に相談して変更していただくなど、自分たちなりに考えて行動することができました。これは体育大会を開催する前よりも成長した部分だと思います。私はこの時、役員一人一人の体育大会への意気と熱を肌で感じ、とても心強かったです。
 体育大会本番、スポーツパーソンシップにのっとり、各ブロックが正々堂々と勝負をしている姿は、私の心を打ちました。そして閉会式の応援歌、校歌斉唱の時、「やりきったぞ」と全校生徒が語っているような、とてもすがすがしい気持ちがたくさんこもった、元気な歌声でした。私は、この体育大会に体育委員長として携わることができて本当によかったと思います。この素晴らしい体育大会を後輩たちに受け継いでもらい、さらに素晴らしい感動あふれる体育大会になるよう、精一杯頑張ってほしいです。

体育委員長 市野堅大(若松中学校出身)

※パンフレットの表紙は文芸部、広渡望夢さん(中間東中学校出身)がデザインしました。

※写真は、写真部が撮影したものです。