おりこう3C Week


~はじめの一歩に、心をそろえて~
 折尾高校に入学した新一年生が、最初に出会う学校行事――それが「おりこう3Cウィーク」です。この名前には、折高生として大切に育んでほしい三つの心、「創造(Creation)」「挑戦(Challenge)」「協働(Collaboration)」が込められています。新しい環境で少し緊張しながらも、仲間と共に過ごす5日間のなかで、これからの学校生活の土台となる力を、少しずつ身に付けていきます。

ひとつひとつの経験が、心に灯をともして
 開講式では、「早く折尾高校生になりたい」「がんばりたい」と、少し照れながらも真っすぐなまなざしで宣誓する姿がありました。その声は、まだ始まったばかりの高校生活への期待と希望に満ちていました。
 礼法教室では、礼の意味や美しさを学びました。初めての正しいお辞儀に、背筋を伸ばして取り組む生徒たちの姿には、これからの成長が重なって見えました。
 学年交流では、5人1組でジャンケンに挑戦。はじめは緊張していた表情も、笑い声や拍手が重なるたびに、やわらかく、温かくほどけていきました。「初めて会った友だち」と「仲間」になっていく、その瞬間がたくさん見られました。
 防犯教室では、警察官の方から護身術を学びました。真剣な表情で取り組みながらも、お互いを信頼して学ぶ様子から、やさしさと強さが感じられました。
 校歌コンクールでは、クラスの声がひとつになって響きました。受賞したクラスの代表が、ちょっぴり照れながらも誇らしそうに賞状を受け取る姿が、なんとも微笑ましかったです。
 「堀川ものがたり館」では、地域に根ざす折尾高校の歴史と文化を学びました。県指定有形文化財「ひらた船」と折尾高校との深い関わりを知り、地域とともに歩む学びの意味にふれる時間となりました。

心のなかに、3つの「C」が芽を出して
 閉講式では、「これからの学校生活に、この3Cウィークで学んだことを生かしていきたい」と、しっかりとした声で話す姿がありました。その言葉に込められた自信とやさしさが、何よりの成長の証です。


 今、新入生たちは、毎朝静かに本を読み、友達にやさしく声をかけ、落ち着いた日々を過ごしています。この5日間の経験が、彼らの中でゆっくりと根を張り始めているのだと思います。小さな一歩かもしれませんが、その一歩が未来へとつながっています。これからの折高生たちの歩みが、ますます楽しみです。